お笑いと恋は両立するか?芸人BLおすすめ7選【商業BLをほぼ全部読んだ私が厳選】

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「芸人BL」というジャンルが好きです。恋愛と夢の両立というBLの王道テーマに、「相方」という恋人でも友人でもない特別な関係が乗っかる。笑いの価値観が合うかどうかは、下手したら恋愛感情より重い。

私は日本で流通している商業BL漫画を恐らくほぼほぼ全て読んでいます。新しい芸人BLが出ればとりあえず読むし、正直、刺さらなかった作品もそれなりにあります。だからこそ、この記事には「読んだ上で本当によかったものだけ」を厳選して載せています。

そもそも芸人BLの何が美味しいのか

コンビには2タイプがあると思っています。ひとつは「運命共同体」といった感じのコンビ。もうひとつは、ちょっとビジネスチックで、でも熱はあって、何よりもお笑いへの執着があるコンビ。

そして、どちらのコンビにも共通する危うさがある。「相方」という関係は、恋人でも友人でもないのに、失えば「相方とのお笑い」ごと失われるということ。だから芸人BLにおいて相手に恋愛感情が伝わることは、いつも少しだけ人質交渉に似ています。この危うさごと味わうのが、私にとっての芸人BLです。

①しほくんとぼく

ひとことで:芸人BLの「良いところ全部盛り」。

賞レースの描写がとにかく本格派で、ライバルの先輩コンビと主人公コンビの関係性がとにかく良い。恋愛と夢とお笑いとエロ……芸人BLに求めるものが全部入っています。「まず1冊」と言われたらこれ。

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②カーテンコールで笑え

ひとことで:別々のコンビで活動する先輩後輩という珍しい構図。

芸人BLは「同じコンビの2人」が定番ですが、本作は別々にコンビを組んでいる先輩後輩もの。だからこその距離感と、全体に流れるシリアストーンが珍しくて好きでした。笑いの裏側のヒリヒリした緊張感を味わいたい人に。

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③発情トーキングマシン330

ひとことで:故人の扱いがあたたかい、死別と再生の物語。

元トリオなのにお互いのことをよく分かっていなかった2人(現コンビ)が、メンバーの死去をキッカケに距離を縮めていく話。重い題材のはずなのに、故人の描かれ方がとてもあたたかくて素敵でした。喪失ものに弱い人はハンカチ必須。

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④即席アドリブラバー

ひとことで:私に「芸人BLが好き」と自覚させた1冊。

この作品を読んで「芸人BLというジャンルそのものが好きなんだ」と自覚しました。ジャンルの入口としてもおすすめできる軽やかさがあります。【要確認:あらすじ要素を足すなら内容確認】

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⑤来年のことを言え、俺が笑う

ひとことで:BL漫画に本物のネタ協力がある、いい時代の1冊。

単行本化を楽しみにしていて、いざ読んだらネタ協力にガチ芸人の名前があって「いい時代になった……」と号泣した作品。1巻はめっちゃお笑いによっていて「これがBLになっていくのか…?」と思ったら、2巻でちゃんとキュンキュンが来る。しかも急に舵を切った感がないのが上手い。

しかも、本編中の芸人のネタには元ゾフィーの上田航平が協力。

上田航平 Kohei Ueda (@zoffy_ueda) on X
漫画の中の芸人さんにコント書きました!よろしくお願いします!

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⑥センプラ 相方が親友で時どき恋人(カワイジロウ)

ひとことで:「恋愛に踏み切るまでの腰の重さ」を最高純度で味わえる1冊。

相方への(色んな意味での)情。それが何なのかを見きわめる時間と、芸人としてすべきこと。その間で揺れ動きながら、何をどう選択していくのかを悩んで、覚悟を決めていく様が本当に最高です。「不仲の相方に解散ドッキリを仕掛けたら告白された」という入口からして、相方という関係の危うさのド真ん中を突いてくる。

ちなみにDMM TVでショートドラマ化もされていて、こちらはテンポ感が凄いのでハシゴ推奨。

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⑦コメディアンブルー

ひとことで:こちらも「腰の重い」芸人BLの代表格。

『センプラ』『カーテンコールで笑え』と並べて「完全に恋愛に踏み切るまでが腰の重い話」として私が挙げ続けてきた1冊。自分が相手に向ける感情に向き合うまでの時間をじっくり煮込むタイプの作品が好きな人には、間違いなく刺さります。【要確認:作者名と、あらすじ・感想を1〜2文追記】

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まとめ:どれから読む?

  • 全部盛りを味わいたい→「しほくんとぼく」
  • シリアスな緊張感が好き→「カーテンコールで笑え」
  • 泣きたい日に→「発情トーキングマシン330」
  • ジャンル初心者→「即席アイドルラバー」
  • ネタの本気度で泣きたい→「来年のことを言え、俺が笑う」
  • 腰の重い恋をじっくり味わいたい→「センプラ」「コメディアンブルー」

気になった作品があったら、ぜひ試し読みからどうぞ。

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